横浜開港により、横浜居留地に住む聖公会信徒たちのためにクライストチャーチが発足します。
1863年、横浜居留地105番(現在の中区山下町同番地)に初代クライストチャーチの聖堂が完成しました。
(写真は1871年に増築した後のものです) |
1901年、2代目の建物が現在地(中区山手町235番地)に完成しました。
鹿鳴館やニコライ堂を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルによる煉瓦造りのヴィクトリア様式でした。 |
1923年、2代目の建物は未曽有の災害となった関東大震災で崩壊してしまいました。 |
同年、仮設聖堂が建てられ、1931年に3代目の建物が建立されるまでの7年間、礼拝がささげられました。 |
1931年、アメリカ人建築家J.H.モーガンの設計により、現在に残るノルマン様式の3代目聖堂が建立されました。 |
1945年、5月29日の横浜大空襲により3代目の聖堂内部は焼失してしまいます。
しかし、2年後の1947年に修復工事が完了し、また日本語会衆の横浜山手聖公会が発足して、共に祈りをささげる場となりました。 |