戦時下の教会～緊迫と破壊～

1940年、クライストチャーチで行われた南東京地方部（現在の横浜教区）の皇紀2600年慶祝礼拝の様子です。

二列目中央やや左手にヘーズレット監督（主教）の姿が見えます。

記念礼拝に参列した女子青年たちです。（ホールにて）

この後、建物は敵性財産として帝国陸軍に徴収されてしまいます。そして1945年、空襲によって聖堂は破壊されてしまうのです。

敗戦の後、アメリカ領事館オーバートン副領事を中心とした人々の尽力によって、教会の再建が始まります。

（中央の男性がオーバートン副領事です）

1947年、聖堂は修復が行われます。

同年のイースター礼拝の様子です。青空の下、礼拝が守られていました。

そしてこの年、日本語会衆の横浜山手聖公会が発足したのです。