バーチャル日曜学校(2021年9月19日)

◉9月19日(日) バーチャル日曜学校
聖霊降臨後第17主日
◯神奈川県に発令中の緊急事態宣言が解除されるまでは、バーチャル日曜学校にご参加ください。

【今日のみ言葉】
・マルコによる福音書9章30~37節
◆再び自分の死と復活を予告する
一行はそこを去って、ガリラヤを通って行った。しかし、イエスは人に気づかれるのを好まれなかった。 それは弟子たちに、「人の子は、人々の手に引き渡され、殺される。殺されて三日の後に復活(ふっかつ)する」と言っておられたからである。弟子たちはこの言葉が分からなかったが、怖(こわ)くて尋(たず)ねられなかった。
◆いちばん偉い者
一行はカファルナウムに来た。家に着いてから、イエスは弟子たちに、「途中で何を議論(ぎろん)していたのか」とお尋(たず)ねになった。彼らは黙(だま)っていた。途中(とちゅう)でだれがいちばん偉いかと議論(ぎろん)し合っていたからである。イエスが座(すわ)り、十二人を呼び寄(よ)せて言われた。「いちばん先になりたい者は、すべての人の後(あと)になり、すべての人に仕(つか)える者になりなさい。」そして、一人の子供の手を取って彼らの真(まん)ん中に立たせ、抱(だ)き上げて言われた。「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣(つか)わしになった方を受け入れるのである。」


[教えて。校長先生]
★校長先生がみ言葉を分かりやすくお話しします。
◆イエスさまは、お弟子さん達を連れて、イスラエルの国中を歩いて行き、神様のことを教えてくださいましたが、でも、あまり人に気づかれないようにしたのですね。イエスさまは「私はもうすぐ捕まえられて、十字架につけて殺される。そして三日目に復活する(生き返る)」とおっしゃっていました。弟子たちはどういう意味かよく分からなかったのですが、怖くてそれ以上きけませんでした。
◆カファルナウムの村に戻ってきたとき、イエスさまはお弟子さん達に「途中何を言い合っていたのか」と質問しました。でも、お弟子さん達は黙ったままでした。弟子たちの中で誰が一番偉いか言い争っていたからです。するとイエスさまは「いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になりなさい」とおっしゃいました。そして一人の子供を弟子たちの真ん中に立たせ、抱き上げておっしゃったのでした。「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方(つまり神様)を受け入れるのである。」

【日曜の美(The art of Sunday)】
★アートを通して聖書に親しみましょう。『子どもをまねくイエス』
まだ会ったことがない人のことを頭の中で考えるとき、人間は「こうあって欲しい」姿を思い浮かべるようです。日本はユダヤから直接でなく、いったんヨーロッパ(アメリカ)というフィルターを通して、キリスト教が伝わりましたから、イエスさまを思い浮かべるとき、背が高く金髪のヨーロッパ系(をイメージする)の姿になりがちです。さて、1970年代のアフリカ・カメルーンのマファ地方では、フランス人宣教師フランシス・ヴィデルが中心となり、人々がもっと福音書を身近に感じられるよう、あるプロジェクトが実施されました。それは「Jesus Mafa(マファのイエス)」と呼ばれ、ヴィデルとマファのクリスチャンが協力して、イエスさまや弟子たちの物語をアフリカ系の人の姿で描くことでした。このプロジェクトで完成した絵は70点にも及び、地元カメルーンだけでなく、多くのアフリカ系の人々に愛されています。
子どもをまねくイエス“"""

[教会Tips]
★“知ってなるほど”の豆知識:『お年寄り』
明日20日は敬老の日、お年寄りの健康をみんなでお祝いする日です。現在、日本の平均寿命は世界でも指折りで、多くの方が80歳を越えても元気に活躍しています。聖書には「人の一生は百二十年となった。(創世記6:3)」とありますが、現代科学でも生物としての命の限界は同じ結果と言われていて、当時の人たちがそのことをすでに知っていたと思うと、とても不思議です。
もっとも旧約聖書にはとんでもなく長生きな人たちがいて、人の始まりであるアダムは930歳(創世記5:3)、方舟で大洪水を生き延びたノアは950歳(創世記9:29)、イスラエル民族のルーツとされるヤコブは147歳(創世記47:28)とされています。こうなると私たちのおじいちゃん・おばあちゃんは、まだまだ若者みたいなものですね。
ヤコブ

【9月の聖句】
★み言葉を心にいっぱいためて行きましょう。
9月の暗唱聖句は以下の通りです。
見なくても言えるように暗記しましょうね。
『帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。』
(マタイによる福音書 8章13節)


[音のボンボニエール]
ボンボニエールはキャンディ入れのこと。
圭子先生が奏でる、ちょっぴりセンチメンタルな「音」召し上がれ!

今日お届けする曲は、秋を代表する童謡『ちいさい秋みつけた』。「誰かさんが」と印象的な繰り返しで始まる詩人サトウハチローの歌詞は、日を追うごとに弱くなっていく日差しや、ひんやりとした秋の空気を思い起こさせます。幼少期に病弱だったハチローは、長い時間をひとりぼっちの部屋で過ごしたと言われています。遠くから聞こえてくる友だちの遊ぶ声、ガラス窓のすき間から部屋に入ってくる風、クリスチャンだった母に連れられて行った教会の屋根の風見鶏、そんな彼の遠い記憶の数々がこの詩に歌われているのかもしれません。ロング・バージョンで三節全部お届けします。
† 下の絵をクリックすると動画がスタートします
音のボンボニエール

[余計なこと、ひらめいた]
スタッフが感じた、どうでもいいこと書いてます。
ピコーン!

[ジャンル:散歩の達人]
どんなワンコも散歩が大好き。
小さい犬は大きい犬より早足で歩く。
スタ、スタ、スタ、スタ
まあ、早足の割に早くないけどね。
そこで、「余計なこと、ひらめいた」
4本足、もつれないように歩くのはすごいなあ。
いったいどんなふうに動かしているの?
スローモーションで歩いてみてほしい!

それでは、また来週。
外出時はマスク、帰宅時は手洗いを忘れずに!!!
どうぞ健やかにお過ごしください。

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