バーチャル日曜学校(2021年1月24日)
◉1月24日(日) バーチャル日曜学校
顕現後第3主日
日曜学校は現在休校中です。
「バーチャル日曜学校」を開校していますので、WEBで出席してください。
・マルコによる福音書 第1章14~20節
ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。
イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられたとき、シモンとシモンの兄弟アンデレが湖で網を打っているのを御覧になった。彼らは漁師だった。イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに網を捨てて従った。また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。
[教えて。校長先生]
★校長先生が今日のみ言葉を分かりやすくお話しします。
『ガリラヤで伝道を始める』
この場面は、イエスさまに洗礼を授けた「洗礼者ヨハネ」がヘロデ王に捕まって牢屋に入れられた後、イエスさまがいよいよお仕事を開始したところです。その第一声は「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」でした。何という素晴らしい言葉でしょう。これはこのまま憶えましょう。「神の国」とはどういう国か、今後注意して学んで行きましょう。
『四人の漁師を弟子にする』
この箇所は、先週と同じように、イエスさまが手伝いをしてくれるお弟子さんを選ばれた場面です。それも最初のお弟子さん、シモン(ペテロ)と弟のアンデレを、また更に、ヤコブと弟のヨハネを、選ばれた場面です。イエスさまは「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われました。これも素晴らしい言葉です。4人は直ぐにその言葉に従ったのでした。これまでの魚を捕る漁師の仕事を捨てて、イエスさまの言葉の通り「人間を取る漁師」になったのでした。この出来事を私たちの心の中に深く刻んで、この一週間を歩んで行きましょう。
[教会Tips]
★“知ってなるほど”の豆知識:『魚』
今日のみ言葉ではガリラヤ湖の漁師たちを弟子にする場面が出て来ました。「(あなたを)人間をとる漁師にしよう」という有名なイエスさまの決めゼリフ(!)はどこかで聞いたことがあるかもしれません。ところで本来漁師がとるのは魚ですが、キリスト教徒にとって魚は特別な象徴でもあります。ギリシャ語の「イエス(ΙΗΣΟΥΣ)、キリスト(ΧΡΙΣΤΟΣ)、神の(ΘΕΟΥ)、子(ΥΙΟΣ)、救い主(ΣΩΤΗΡ)」の頭文字を集めると、魚を指す「イクトゥス(ΙΧΘΥΣ)」という言葉になります。また将来十二弟子に数えられる漁師四人(ペテロ・アンデレ・ヤコブ・ヨハネ)にちなんでいるからとも言われます。十字架に次いで多用される象徴として、キリスト教国である欧米では若者にもステッカーやアクセサリーなどで親しまれています。
【日曜の美(The art of Sunday)】
★アートを通して聖書に親しみましょう。
◯奇跡の漁り(The Miraculous Draft of Fishes) …ヴィッツ
ガリラヤ湖での弟子たち召命の場面は他の福音書(ルカ5:11)ではさらにドラマチックに描かれています。漁師シモン(ペテロ)の舟の上で群衆に向かって説教をしていたイエスさまが「漁をしなさい」と言います。その日一日中不漁で何も捕れなかったペテロが半信半疑で網を投げると、信じられないほどの、それこそ網が破けるほどの大漁になりました。奇跡を目の当たりにしたペテロと仲間たち四人は恐れおののきますが、そこでイエスさまが彼らに発した言葉が「あなたたちを(魚ではなく)人間をとる漁師にしてあげよう」。彼らはすべてを投げ出して、弟子としてイエスさまの旅に付き従っていきます。ところでガリラヤ湖で捕れる魚は「ティラピア」の一種。現地ではピーターフィッシュと呼ばれるそうです。ピーターはペテロ(ギリシア語で)のこと。ペテロたちの網を破いたのはこの魚だったのでしょう。
† 下の絵をクリックすると動画が展開します。
【1月の聖句】
★み言葉を心にいっぱいためて行きましょう。
1月の暗唱聖句は以下の通りです。
見なくても言えるように暗記しましょうね。
『愛は神から出ているのです。』
(ヨハネ第一の手紙 4章7節)
[音のボンボニエール]
ボンボニエールはキャンディ入れのこと。
圭子先生の楽しい「音」を召し上がれ!
今日ご紹介するのは『ピーターと狼』。
勇気ある少年ピーターが、仲間の猫や小鳥たちと一緒に、森の大きな灰色狼を捕まえる冒険物語です。
† 下の絵をクリックすると音が流れます。
[余計なこと、ひらめいた]
スタッフが感じた、どうでもいいこと書いてます。
[ジャンル:天候]
寒いけど、お天気の日には部屋に日が射して、気分もぽかぽかに。
そこで「余計なこと、ひらめいた!」
夏には窓のすぐそばまでしか日が射さないのに、
冬は部屋の真ん中まで光が入ってくるのはなぜなのか?
とても気になります。
それでは、また来週。
外出時はマスク、帰宅時は手洗いを忘れずに!!!
どうぞ健やかにお過ごしください。
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