バーチャル日曜学校(2021年1月31日)

◉1月31日(日) バーチャル日曜学校
顕現後第4主日

日曜学校は現在休校中です。
「バーチャル日曜学校」を開校していますので、WEBで出席してください。

【今日のみ言葉】
・マルコによる福音書 第1章21~28節
一行はカファルナウムに着いた。イエスは、安息日に会堂に入って教え始められた。人々はその教えに非常に驚いた。律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである。そのとき、この会堂に汚れた霊に取りつかれた男がいて叫んだ。「ナザレのイエス、かまわないでくれ。我々を滅ぼしに来たのか。正体は分かっている。神の聖者だ。」イエスが、「黙れ。この人から出て行け」とお叱りになると、 01:26汚れた霊はその人にけいれんを起こさせ、大声をあげて出て行った。人々は皆驚いて、論じ合った。「これはいったいどういうことなのだ。権威ある新しい教えだ。この人が汚れた霊に命じると、その言うことを聴く。」イエスの評判は、たちまちガリラヤ地方の隅々にまで広まった。


[教えて。校長先生]
★校長先生がみ言葉を分かりやすくお話しします。
イエスさまが生まれた国は「ユダヤ」、今の「イスラエル」でした。この国にはずっと古い昔から「ユダヤ教」という宗教があり、イエスさまもその中で育ちましたが、やがてイエスさまが十字架に付けて殺されると、イエスさまの弟子達によって新しい宗教が誕生しました。それが私たちの教会などの「キリスト教」です。イエスさまが殺されたのは、イエスさまが全く新しい教えや不思議な行ないをなさったからです。この箇所に書いてあるように、安息日(ユダヤ教の日曜日)に会堂(ユダヤ教の教会)で人々が驚く、真新しいことを教え、また不思議な奇跡を起こして病人を直したりしました。この箇所でも頭が狂った人を直していますね。そういうイエスさまをユダヤの人たちはどう見たか。「神さまのようなすばらしい人だ」と見る人もいましたが、そうでない人もいたのでした。そしてそうでない人によって、やがてイエスさまは十字架につけられてしまうのです。

[教会Tips]
★“知ってなるほど”の豆知識:『日曜日』
「安息日」とは、イエスさまの国(ユダヤ)で、6日間働いた後の7日目、仕事をやめて、神さまに礼拝する日のことでした。神さまが世界を六日間で作って七日目に休まれたことにならったのです。ユダヤではこの日は大切に守られ、仕事をすると罰せられたりしました。でも、イエスさまは「安息日は人のために定められた。人が安息日のためにあるのではない」(マルコ2:27)と言って、安息日に人を病気から救う働きをされたりしました。そのためもあってイエスさまは十字架上で殺されたのですが、そのイエスさまが三日後に復活したので、弟子たちはその日を「主の日」として大切に守り始め、それが今では世界中で「日曜日」として守られています。教会で日曜日に礼拝するのはそのためなのです。

【日曜の美(The art of Sunday)】
★アートを通して聖書に親しみましょう。
◯悪霊を追い出す(Jesus Performs an Exorcism) …ランブール兄弟
この絵はランブール兄弟による装飾写本『ベリー公のいとも華麗なる時祷書』の一部です。今日のみ言葉以外にも、マルコ福音書にはイエスさまが「悪霊」を追い出す場面が複数出てきます。科学が発達していなかった昔、体や心の病気の多くは悪霊の仕業や神様からの罰とされていました。現代の私たちから見ると「早くお医者さんに診てもらって…」と思いますが、当時は具合が悪くなると回復を祈るしかなかったのです。そんな中、イエスさまの一喝で悪霊が自ら退散したのですから、目撃した人たちの驚きは大変なものだったことでしょう。絵の病人の頭上には羽の生えた悪霊らしきものが、イエスさまに向かって腹いせをつぶやいている?! 悪霊を迷信と片付けるのは簡単ですが、私たち誰もが持っている怒りや憎しみ。世の中から争いが一向に無くならないのは、一人ひとりの心の奥にこんな生き物がひっそり住んでいるからかもしれません。
† 下の絵をクリックすると動画が展開します。

“悪霊を追い出す"


画像クリックで動画がスタート

【1月の聖句】
★み言葉を心にいっぱいためて行きましょう。
1月の暗唱聖句は以下の通りです。
見なくても言えるように暗記しましょうね。
『愛は神から出ているのです。』
(ヨハネ第一の手紙 4章7節)


[音のボンボニエール]
ボンボニエールはキャンディ入れのこと。
圭子先生が奏でる「音」の数々召し上がれ!

今日ご紹介するのは「悪魔」が登場するオペラ『魔弾の射手』序曲。
銃の名手マックスは恋人との結婚がかかった射撃大会のため、悪魔と契約を結んで必ず的を射る不思議な力を手に入れる。ただし最後の一発だけは悪魔の望む的に当たるというが、その弾の飛んだ先には…
実はこの曲、聖歌「469」と同じメロディーなんです。さあ、今日もお楽しみください。
† 下の絵をクリックすると音が流れます。
音のボンボニエール

[余計なこと、ひらめいた]
スタッフが感じた、どうでもいいこと書いてます。
ピコーン!
[ジャンル:食品]
煎餅が好き。特にサラダ味を好んで買う。ん~美味しい!
本当のサラダは胡麻やシーザードレッシングが好きなんだけどね。
そこで、「余計なこと ひらめいた!」
塩煎餅なのにサラダ味とはなぜなのか?
とても気になります。

それでは、また来週。
外出時はマスク、帰宅時は手洗いを忘れずに!!!
どうぞ健やかにお過ごしください。