ﾊﾞｰﾁｬﾙ日曜学校（2021年2月21日）

【今日のみ言葉】
・マルコによる福音書　第1章9～13節
そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。それから、“霊”はイエスを荒れ野に送り出した。イエスは四十日間そこにとどまり、サタンから誘惑を受けられた。その間、野獣と一緒におられたが、天使たちが仕えていた。

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［教えて。校長先生］
★校長先生がみ言葉を分かりやすくお話しします。
教会では、ある人が教会の仲間になるときには洗礼を受けます。司祭さまがその人の頭に水をかけてお祈りして下さいます。でも、洗礼はイエスさまが生まれた国（イスラエル）ではずっと大昔からあったことでした。しかも頭だけでなく、川の中に入って全身を水で清められたのです。実はイエスさまも洗礼をお受けになりました。ヨルダン川で「ヨハネ」という人から水をかけられました。すると、どうでしょう。天から「霊が鳩のように」イエスさまの上に降りてきてイエスさまに宿り、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者」という声が聞こえたのでした。その後「霊」はイエスさまを誰一人いない、荒れた、さびしい場所連れて行きました。イエスさまは40日もの間そこで一人で過ごし、自分の心をきたえました。悪魔がイエスさまをこわがらせようとしましたが、また野獣もいましたが、天使がイエスさまを助け、イエスさまは少しも恐れませんでした。「霊」とは神さまの生きた働きの力です。

［教会Tips］
★“知ってなるほど”の豆知識：『カーニバル』
イタリア・ヴェネツィアの「カーニバル」と言えば、覆面（本来のマスク）と華麗な衣装を身に纏った人々が街を練り歩く有名な祭りですが、今年は中止（昨年は途中で打切り）になったそうです。現在も多くの新型コロナ感染者が発生し、未だ移動制限もあるため止むを得ないのでしょう。もともと「カーニバル（謝肉祭）」とは我慢の期間であるレントの直前に、しばらくお預けになる肉［カルネ（肉）+レヴァー（除く）→だからカーニヴァル！］をたらふく食べて、思いっきり楽しんじゃえという民間行事だったそうです。「カーニバル」と聞くと暑い夜に半裸同然で踊り続けるあのイメージ※が強烈ですが、本当は寒い灰色の季節の中にあって、人々の数少ない楽しみだったんだなぁと改めて思い起こします。
※南半球に位置するリオ・デ・ジャネイロの今は真夏でしたね。

【日曜の美（The art of Sunday）】
★アートを通して聖書に親しみましょう。
◯曠野のイイスス・ハリストス（Christ in the wilderness） …イワン・クラムスコイ
ロシアの画家クラムスコイの描くこの画には、誘惑する悪魔を退ける雄々しいイエスさまはありません。荒野で神さまと対話し、空腹と孤独にひたすら一人で耐えるありのままの姿です。
† 下の絵をクリックすると動画が展開します。

【2月の聖句】
★み言葉を心にいっぱいためて行きましょう。
2月の暗唱聖句は以下の通りです。
見なくても言えるように暗記しましょうね。
『愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。』
（ヨハネ第一の手紙 4章8節）

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［音のボンボニエール］
ボンボニエールはキャンディ入れのこと。
圭子先生が奏でる「音」の数々召し上がれ！
『おお、人よ、汝の罪の大いなるを嘆け』はレントでもっとも重要な受難節に用いられるコラールの一つで、先週に続き「音楽の父」ヨハン・ゼバスティアン・バッハ（大バッハ）の作品です。この楽譜のトリル（譜面上ギザギザが書いてある、2つの音を連続して繰り返す音形）は泣いていることを表現しているそうです。圭子先生がトリルを通じてJC・JK言葉に挑戦すると…

† 下の絵をクリックすると音が流れます。

［余計なこと、ひらめいた］
スタッフが感じた、どうでもいいこと書いてます。

［ジャンル：日本の四季］
冬が好き。
冬に産まれたからかな。
冬もそろそろ終わりだけど
雪景色の山々は眺めるも良し、スキーするも良し！！
そこで、「余計なこと ひらめいた！」
いつもは寒いとコンビニ行くのも嫌なのに
雪山だと外に出かけたくなるのはなぜなのか！？
とても不思議です。

それでは、また来週。
外出時はマスク、帰宅時は手洗いを忘れずに！！！
どうぞ健やかにお過ごしください。

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