バーチャル日曜学校(2021年2月14日)
◉2月14日(日) バーチャル日曜学校
大斎節前主日
日曜学校は現在休校中です。
「バーチャル日曜学校」を開校していますので、WEBで出席してください。
・マルコによる福音書 第9章2~9節
六日の後、イエスは、ただペトロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、服は真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。ペトロが口をはさんでイエスに言った。「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。すると、雲が現れて彼らを覆い、雲の中から声がした。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」弟子たちは急いで辺りを見回したが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが彼らと一緒におられた。一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことをだれにも話してはいけない」と弟子たちに命じられた。
[教えて。校長先生]
★校長先生がみ言葉を分かりやすくお話しします。
イエスさまはなぜ「神の子」と言われるのでしょう?それは何よりもイエスさまが神様を「父」と呼ばれたからですが、それだけでなく、人間にはできない不思議なことを沢山なさったからです。今日のところもそうです。
イエスさまの12人のお弟子さんの中で、ペテロとヤコブとヨハネは特別な3人弟子でした。
あるときイエスさまはこの3人を連れて高い山に登ったのですが、そこでイエスさまは真っ白に輝く服を着た姿に変わったのです。そして大昔にイスラエル人を指導したエリヤとモーセがイエスさまと話し合ったのでした。お弟子さんたちはこわくなってしまって、ペテロは思わず「この山に三つの小屋を建てますから、3人で住んで下さい」と言ってしまうのですが、雲があらわれて、それに包まれて何も見えなくなってしまう中で、天から神さまの声が聞こえてきました。「これはわたしの愛する子。これに聞け。」 そして次の瞬間にはもうエリヤとモーセの姿はありませんでした。イエスさまは「私が死んで、生き返るまで、今見たことをだれにも話してはいけない」と3人に言われました。
[教会Tips]
★“知ってなるほど”の豆知識:『山』
皆さんは高い場所が好きですか?
高いと言ったら、ここ横浜ではもちろん威容を誇る横浜ランドマークタワー(296m)ですが、これは人が作ったもの。自然なものは磯子円海山隣りの大平山(156m)だそうです。高いところに登って周囲を見渡すと気分が良いのと同時に、ちょっとだけ天に近づいた気がします。そんな理由からでしょうか、世界中でも古くから山は(もちろん海も)信仰の場とされてきました。
聖書でも神様と出会う場所として、多くの「山」が出てきます。旧約ではノアの方舟が漂着したアララト山(5137m)、モーセが十戒を授かったシナイ山(2285m)、アブラハムが試されたモリヤの山<シオン山?>(765m)。新約ではイエスさまがガリラヤ湖(現ティベリアス湖)畔で群衆と弟子たちに語った山<名前不明>(125m)、捕縛される前に祈りを捧げたゲツセマネの園があるエルサレムのオリーブ山(826m)※、そして今日登場した『高い山<タボル山?>』(575m)などがあります。どれもいつか登ってみたい山ばかりですね。
※エルサレム自体が高地のため、さほど標高差はありません。
【日曜の美(The art of Sunday)】
★アートを通して聖書に親しみましょう。
◯イエスの変容(The Transfiguration of Jesus) …ウィリアム・ホール
山上で旧約の預言者モーセとエリヤたちと語り合うイエスさまの姿は眩しく光り輝いています。その場にいたペトロ、ヨハネ、ヤコブの三人の弟子たちはただただ見ているばかりでした。聖書を題材とした多くの作品を残したイギリスの画家ウィリアム・ホールは、弟子たちの恐れ慄く様子を見事に描いています。
† 下の絵をクリックすると動画が展開します。
【2月の聖句】
★み言葉を心にいっぱいためて行きましょう。
2月の暗唱聖句は以下の通りです。
見なくても言えるように暗記しましょうね。
『『愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。』
(ヨハネ第一の手紙 4章8節)
[音のボンボニエール]
ボンボニエールはキャンディ入れのこと。
圭子先生が奏でる「音」の数々召し上がれ!
名曲はオリジナルだけでなく、意外な姿に変わって(変身して)私たちの耳に入ってきます。最近では“♩お値段以上、◯トリ”のTVCFで聖歌482番「いつくしみ深き」のメロディが使われていますね。
さて今日ご紹介する『トッカータとフーガ』は18世紀に活躍した偉大な音楽家ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(大バッハ)の作品です。彼は西洋音楽の基礎を構築した「音楽の父」と称されていますが、数ある作品の中でも荘厳で印象的な旋律を持つこの曲が「変身!」すると…
[余計なこと、ひらめいた]
スタッフが感じた、どうでもいいこと書いてます。
[ジャンル:科学]
サラダにして食べた赤かぶの茎。
窓辺に置いてたら、葉っぱが伸びてちっちゃな花が咲いた。
そこで、「余計なこと ひらめいた!」
水しかあげてないのに、どこから栄養をもらっているの?!
とても不思議です。
それでは、また来週。
外出時はマスク、帰宅時は手洗いを忘れずに!!!
どうぞ健やかにお過ごしください。