バーチャル日曜学校(2022年1月23日)

◉1月23日(日) バーチャル日曜学校
顕現後第3主日
◯神奈川県に適用中のまん延防止等重点措置が解除されるまでは、
バーチャル日曜学校にご参加ください。

【今日のみ言葉】
・ルカによる福音書4章14~21節
イエスは“霊”の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。イエスは諸会堂で教え、皆から尊敬を受けられた。イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある個所が目に留まった。「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みの年を告げるためである。」イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。


[教えて。校長先生]
★校長先生がみ言葉を分かりやすくお話しします。
イエスさまは神様のことを人々に教える仕事をいよいよ始められましたが、それは一番北のガリラヤ地方からでした。あちこちの「会堂」(今の教会のようなところ)に集まった人たちに話されたのです。その素晴らしいお話を聴いて、みんながイエスさまを尊敬しました。イエスさまが育ったふるさとのナザレの町に来てそうしたときには、巻物になっていた聖書(その頃は聖書は今のように本ではなく、巻物になっていました)を開くと17節から19節までの言葉が書かれていましたが、それを読み上げてから、いよいよお話を始めようとすると、全員がどんなお話をなさるかじっと見つめています。するとイエスさまは「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められたのでした。

【日曜の美(The art of Sunday)】
★アートを通して聖書に親しみましょう。『預言者イザヤ』
ユダヤ系フランス人画家マルク・シャガールは「色彩の魔術師」と呼ばれています。豊かな色彩と夢の中のような幻想的で不思議な魅力は、スラブ・ドイツ・ユダヤが混じり合った独特の文化を持つ生まれ故郷、ロシア・ヴィーツェプスクの町によって育まれたものかもしれません。幼い頃の懐かしい風景や、家族への深い愛情に加えて、神への信仰による聖なる愛、世界のすべてに向けた普遍的な愛など、絵を通して「愛」を表現し続けました。多くの作品は旧約聖書から着想を得て描かれ、「聖書のメッセージ(Le Message Biblique)」という作品群も残しています。メシア(救い主)の降臨を告げた偉大な預言者イザヤを描いたこの作品には、その箇所(メシアであるイエス・キリストの誕生と受難)が忠実に描かれています。

預言者イザヤ“"""


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[教会Tips]
★“知ってなるほど”の豆知識:『会堂』
会堂(シナゴーグ)はユダヤの人々のコミュニティにとって、祈りを捧げるだけでなく、生活や教育にも欠かせない場所で、結婚式や葬式、裁判までも開かれていました。世界中に散ったユダヤ人の住む各地では、その中心として会堂が造られました。礼拝はユダヤ教の聖日、安息日に行われます。「シェマー・イスラエル(イスラエルよ、聞け)」という二つの掟に続き、聖書(もちろん旧約)が読まれ、その解説を聞いて祈りが続きます。解説(説教)者はいつも決まっているわけでなく、頼まれた人が話すこともありました。会堂にいる人たちがイエスさまの説教に驚いたのは、そんな場面だったと思われます。
シナゴーグ

【1月の聖句】
★み言葉を心にいっぱいためて行きましょう。
1月の暗唱聖句は以下の通りです。
見なくても言えるように暗記しましょうね。
『初めに、神は天地を創造された。』
(創世記 1章1節)


[音のボンボニエール]
ボンボニエールはキャンディ入れのこと。
圭子先生が奏でる、美しい「音」召し上がれ!

今日お届けするのは、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」の第13曲『花のワルツ』。「くるみ割り人形」はクリスマスの晩に主人公の少女クララとプレゼントにもらったくるみ割り人形が、お菓子の国を冒険するという物語です。この曲はクララを歓迎する24人のドラジェの精の侍女たちが舞う場面で流れ、一緒に踊りたくなるような優雅で楽しいワルツです。タイムラプスで撮影した、まるで踊っているような花々の開花シーンに合わせてお届けします。
† 下の絵をクリックすると動画がスタートします
音のボンボニエール

[余計なこと、ひらめいた]
スタッフが感じた、どうでもいいこと書いてます。
ピコーン!

[ジャンル:トレンド]
花屋の店先にポップコーンみたいな不思議な花。
メイドさんのエプロンみたいな
かわいいフリフリがとっても印象的。
どうやらシクラメンの仲間で、ピポカ※というみたい。
そこで、「余計なこと、ひらめいた!」

Kawaii(カワイイ)文化は世界中で大人気。
花もトレンドに乗って、そちら路線で攻めてるのか?
そうだとしたら 花、あざとすぎ!!
なんだか、とても気になります。
※ポルトガル語でポップコーンの意味。まんまじゃん。

それでは、また来週。
外出時はマスク、帰宅時は手洗いを忘れずに!!!
どうぞ健やかにお過ごしください。

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